【肩のこりに】アロマを使ったリフレッシュ方法ともみほぐし方法

こりのつらさは人によって千差万別ですが、肩にくると重さを感じたり、身体全体が疲れたような感覚がしたりしますね。
何とか解消したいとは思うものの、なかなかそのような時間も取りにくいという悲しい現実……
今回はお家で実践できる精油を使ったこりの解消方法について、ご紹介いたします。

余らせてしまったものや、使用期限の近いものがお家にありましたら、ぜひご活用ください。

■ 肩のこりの原因は?

日本人は重い頭を支える筋肉や骨格が欧米人に比べて、ほっそりとしているため、とくに肩がこりやすいとされています。
原因としては人によってさまざまですが、同じ姿勢を続けること・眼精疲労・運動不足・ストレスの4つは必ずあげられるほどポピュラー。現在はスマートフォンやパソコンを何時間も見続ける機会が増加し、慢性的に悩まされている、というような声も増えています。

血流が悪くなり筋肉が硬くなってしまっている状態なので、一般的には軽い有酸素運動やストレッチ、正しい姿勢を保つことが有効とされています。

■ 肩のこりにオススメのアロマ

以下の精油には血行を良くするなど、こりに対する効能があります。

・サイプレス
ヒノキ科の樹木で、葉や実がアロマに使われています。
グリーン系のため、森林浴をしているかのような落ち着きのある香りが特長。
うっ滞除去作用をもつ成分が見られ、体内の循環を促しリンパの流れを正常に近づけるでしょう。

・ジュニパーベリー
サイプレスと同じヒノキ科の針葉樹林で、木の実からオイルが抽出されます。
お酒の「ジン」の香りづけに使われており、清涼感のあるグリーンな香りが特徴でしょう。
身体を芯から温め、溜まった老廃物や余計な水分の排出を手助けするほか、香りがリラックス状態に導いてくれます。

・マジョラム
地中海沿岸原産、シソ科のハーブです。
すっきりとした中にほのかな甘みを感じさせる香りがします。
鎮静・鎮痛のほかに、自律神経やホルモンのバランスを整える効能があるので、ストレスが原因のこりに最適でしょう。

・ラベンダー
亜低木に分類されるシソ科のハーブで、花からオイルを抽出します。
フローラルでありながら落ち着きのあるやさしい香りが特長。
リラックス作用のほか、鎮静・鎮痛・緊張の緩和作用があるため、肩のこりや腰の痛みを和らげるでしょう。

・レモングラス
レモンの香りがするイネ科の植物。アジア圏では料理の香りづけに使われることも多いです。
レモンのすっきりとした香りと、ハーブのような清涼感ある香りが組み合わさったような印象があります。
抗炎症や鎮静の作用から、筋肉疲労を軽くしてくれるでしょう。冷えにも作用します。

・ローズマリー
シソ科のハーブで、こちらも料理の香りづけや臭み消しによく使われます。
爽快感のあるハーバルな香りが特徴でしょう。
血行の流れを促進する働きがあるので、肩のこりや目の疲れなどを軽減してくれます。

■ 組合せて使う方法も

精油は一つだけを使う以外に、別のものを組合わせて香りの変化を楽しむこともできます。
上記のアロマを使った組合せだと、このようなものが考えられます。

名 称 香りの相性がいいアロマ
サイプレス  ・ジュニパーベリー ・ローズマリー
ジュニパーベリー  ・サイプレス ・ラベンダー ・ローズマリー
マジョラム  ・サイプレス ・ラベンダー ・ローズマリー
ラベンダー  ・マジョラム ・レモングラス ・ローズマリー
レモングラス  ・ラベンダー ・ローズマリー
ローズマリー  ・サイプレス ・ジュニパーベリー ・マジョラム ・ラベンダー ・レモングラス

 

■ 精油を使ったリフレッシュ方法

精油はディフューザー以外にも使い道があります。
肩のこりには、ぜひこれらの方法をお試しください。
なお、妊娠の時期によって使用を避けたほうがよい精油もありますので、専門家にご相談ください。

 

・アロマバス
お湯を張ったお風呂に、以下のものを混ぜて投入します。

【材 料】
・食塩ではない天然塩(粗塩やバスソルト用の塩)…… 大さじ2~3強(30~50g)
・精油 …… 1~5滴
・ホホバオイル …… 小さじ1

 

塩を入れることで発汗作用が高まり、汚れを落としやすくしてくれます。
天然塩に含まれるマグネシウムは筋肉の緊張を和らげてくれるので、アロマとあわせてリラックスすることができるでしょう。お湯に浸かって、肩をもんだり回したりすれば、肩のこりも楽になるかもしれません。
精油は皮膚への刺激が強いものもあるので、ホホバオイルなどのキャリアオイルを入れれば、それらの刺激を和らげられます。
この記事で紹介したサイプレス・ジュニパーベリー・レモングラス・ローズマリーは、敏感肌の方には刺激が強い可能性がありますので、量を減らすなどの注意をしましょう。
また、塩が配管を傷める可能性があるので、追い焚きはNGです。

 

・オイルトリートメント
以下の配合でオイルをつくれば、手軽にもみほぐしができます。

【材 料】
・ホホバオイル …… 大さじ1
・精油 …… 1~2滴

 

ホホバオイルも精油も無印良品で手に入りますので、今すぐやりたいと思い立ったら、無印良品をオススメします。
これらを混ぜてオイルをつくり、気になる部分に塗布したあと、上から指圧を加えるなどして硬くなった筋肉をほぐしましょう。
オイルで摩擦がなくなるので、力を入れたまま動かすことができます。
強すぎるとケガにつながる可能性もあるので、無理のない範囲で行うのが大切です。
リンパ節のある脇の下やデコルテ部分をもみほぐしたり、リンパを流すように指を動かすといいかもしれません。

■ まとめ

精油はご自宅でも楽しめるほか、ストレスの解消にもさまざまな方法を取ることができます。
しかし、個人でもみほぐしを行おうとすると、やはり手の届かない場所や力を入れにくい場所があるため、できればプロによるもののほうがうれしいこともありますね。

アロマサロン はなつきは大阪府茨木市にございますリラクゼーションサロンです。
一日おひとり様限定のアロマトリートメントのほか、お客様一人ひとりに合った精油をご自宅で楽しめるよう、調香するメニューがございます。
アロマトリートメントは30分から最長120分のコースを選べますので、ご自身にあった至福のひとときを過ごせるでしょう。
なお、サービスを受けるには事前予約が必要ですので、以下よりお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。

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